英語のことわざ
You can't judge a book by its cover.
表紙で本の価値を判断してはならぬ
[意味]
本の表紙やタイトルからその中身が判断できないように、「見た目で物事を判断してはいけない。」という意味。表紙の装填は立派だが内容はさっぱりである場合と、表紙は貧弱でも内容は濃く、優れているという両方に使うことができるそうです。
フランスの古い諺からきたもののようですが、どうもアメリカ人、イギリス人ともこの諺が好きなようです。アレキサンダーの4人の先生が好きな諺としてこれをあげていましたので、、、
You can't tell a book by its cover. Don't judge a book by its cover.ともいいます。また類似の諺として Appearances are deceptive.(外見は人を欺く。) All that glitters is not gold. (光るものすべて金ならず。)Things are not what they seem. (物事は実際とは違って見えるものだ。)などがあり、また反対の諺として Clothes make the man.(馬子にも衣装、衣服が人を作る。)などがあります。
私にはタイトルだけ見て買ってしまい読まずにいる本が棚にいっぱいあります。また、逆に古本屋さんで100円で買ったよれよれの本を何度も読み返したことがあります。諺って本当に生活に根付いていますね。
[例文]
New employee: Hi, I'm Mark,,,, the new salesman.
(新しい従業員: ハイ、営業の新社員のマークです。)
Old employee: Nice to meet you, I'm Edo. How do you like it here so far.
(ベテランの従業員: やあ エドです。仕事はどうだい。)
N. E.: Everything's fine so far, but the office manager, Mr. Jones is really scary.
(全部うまくいっているんですが、部長のジョーンズさんがすごく怖いんです。)
O.E.: You know you can't judge a book by its cover. He looks big and nasty but he's actually a real gentle guy.
(ユーキャントジャッジアブックバイイッツカバーだよ。でかくていやな奴にみえるが、実際はとても優しい人だよ。)
N.E. Really? That's a relief.(本当ですか、それじゃ安心です。)
[語句]
scary 怖い nasty いやな、不快な gentle 優しい、親切な