英語のことわざ
The grass is always greener on the other side.
隣の芝はいつも青い。
垣の向こうの芝生はいつ見ても自分の庭よりも緑が濃くてきれいだ。「よその家の物、他人の者は何でも良く見えるものだ」の意味。今はありませんが、若いとき、まだ食欲が旺盛だった時、ラーメン屋さんでいつも隣の人のれー面の方が盛りが多いような気がしたものです。これもこのことわざに入るのでしょうか?また、先日も、公園で芝生に横になろうと思い、横になる場所を探したのですが、そこに行ってみると土が出ており、いつも離れた芝生が青々としているので、正にこのことわざを実感しました。
(例文)
Don't compare your talents with others. The grass is always greener on the other side of the fence. Just do your best.
あなたの天分をほかの人と比べてはいけませんよ。隣の芝生はいつも青いのです。ベストをつくしなさい。
[同じようなことわざ 英語]
The apples on the other side of the wall are the sweetest.(隣の家のりんごは赤い)
[同じようなことわざ 日本語]
隣の花は赤い。
[追記]
十数年前、イギリスのケンブリッジの学生だったにニコラスさんが私の母に教えてくれたことわざです。母は何度も何度もこのことわざを口ずさんでいました。正式には、「The grass is always greener on the other side of the fence.」ですが、「The grass is always greener.」でも通じます。これだと憶えやすいですね。