英語のことわざ

The darkest hour is just before the dawn.
最も暗い時が夜明けの始まり。禍転じて福と為す


[]

先の震災から約2か月が過ぎましたが、あの時はほんとうにびっくりしましたし、あまりにも長く続く地震に恐怖感すら覚えました。

明けた次の日の津波被害、それから1週間以上続いた深刻な福島の原発事故の報道を見て、東京にいて何の被災も受けていない私ですら一種の虚無感に襲わ れ、ただただ呆然とテレビの報道をみているだけでした。

「災害は忘れたころにやってくる」(A natural disaster strikes when people lose their memory of the previous one.)といいますが、まさにその通りです。

今はもうすっかり立ち直りましたが、(人間は食べていかなければならないし、立ち直りは早いのです。)今回被災にあわれた東日本の方や、現在も尚続いている原発事故で避難している福島の方ことを思うと、何もできない自分が歯がゆくもあり、情けなくもあります。

現在自分ができることは持ち場の仕事をきっちりこなし、自分のできる範囲での義援金を送ることくらいです。被災にあわれた方は一刻も早く立ち直ってもらいたいです。

日本には66年前に戦災の経験があります。私より10歳以上の方はみんながむしゃらに働き日本に大繁栄をもたらしてくれました。あの時は家族や親戚に一人や二人戦災で亡くなった人がいたはずです。

私事になりますが、私の両親も大陸から引き揚げの途中2人の子(私にとっては兄)を亡くし、戦後母は私の姉と私を生み、父は嫌な仕事でも猛烈に働いて、まがりなりにも私たちをきちんと育ててくれました。(その時のことは何も言わずに、、、)

日本人のみんなが、自分自身のために働き頑張っていけば、それが結局今度被災にあわれた方のためになると思うのです。まさに「禍転じて福と 為す」(The darkest hour is just before the dawn.)で す。

今回被災にあわれた方のために英語のことわざを送ります。

After a storm comes a calm.(あらしの後に凪が来る)

It is a long lane that has no turning.(ど んなに長い道でも曲がり角のない道はない。)

Every cloud has a silver lining.(どんな 雲にも銀の裏地が付いている。)

上の3つの諺はどんな大変なことに会ってもいつかは必ず良い方向に向かうという意味です。

避難所や仮設住宅にいる方には、
Adversity makes strange bedfellows.(逆 境は変わった仲間をつくる)で、普通では思ってもみないいい人と知り合いになれるかもしれません。

また、地震がもう一度起きたらどうしようと思っている方には
Lightning never strikes the same place twice.(雷が同じ 場所に二度落ちることはない)です。

皆さん
If there were no clouds, we should not enjoy the sun(雲がなければ、太陽の有難さはわからない)です。
こういった時にこそ本当のことがわかるのです。
皆さん負けない で!!

一週間何度でもレッスンを受けられます!

アレキサンダの一週間無料体験レッスンは、時間とレベルが合えば好きなだけレッスンが受けられるという、ユニークな体験レッスンです。受講目的をおっしゃっていただければ、適切なクラスをご案内いたします。もちろん、無理な入会勧誘などは一切ありません。